令和3年度日本原子力学会北海道支部学術講演会(第10回)が開催されました。
日時:令和3年12月17日(金)16:30〜18:00
会場:Zoomを用いたオンライン講演
共催:北海道大学 大学院工学研究院 応用量子科学部門 原子力支援社会基盤技術分野
演題:日本原子力研究開発機構における研究開発の現状
講演者:
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
杉田 裕氏
幌延深地層研究センター
高畠 容子 氏
福島研究開発部門 廃炉国際共同研究センター
大谷 恭平 氏
原子力科学研究部門 原子力基礎工学研究センター
豊田 晃大 氏
高速炉・新型炉研究開発部門 大洗研究所
出井 俊太郎 氏
核燃料・バックエンド研究開発部門 幌延深地層研究センター
井上 尚子 氏
核不拡散・核セキュリティ総合支援センター
講演概要:
我が国唯一の総合的な原子力研究開発機関である日本原子力研究開発機構(JAEA)は、エネルギー基本計画等の国の政策を踏まえ、中長期計画に従って、様々な研究開発を推進してきている。ご講演では、JAEAの概況とともに、機構の幅広い原子力研究開発の中から、
①東京電力福島第一原子力発電所事故廃棄物において分析データから行う性状把握
②原子力環境下における腐食・防食研究
③高速炉材料研究
④高レベル放射性廃棄物の地層処分技術に関する研究開発
⑤核不拡散・核セキュリティ強化に向けた取組
の分野における最先端研究例について、ご紹介いただく。