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令和5年度日本原子力学会北海道支部学術講演会(第4回)が開催されました。

日時: 2023年12月1日(金)16:30~18:00

場所: 北海道大学工学部 および オンライン(併用)

・講演1(16:30~17:15)

演題: 使用済燃料の中間貯蔵キャスク設計

講師:株式会社オー・シー・エル 取締役、エンジニアリングセンター長 溝渕 博紀 様

講演概要:当社では、原子力発電所の使用済燃料を安全に貯蔵、輸送できる容器として、輸送と貯蔵の両方の機能を有した中間貯蔵キャスクの設計を行っています。中間貯蔵キャスクは貯蔵中に電源を必要とせず、津波等の災害遭遇時でも健全性を保つことができる堅牢な容器であり、その必要性が高まっています。講演では、当社のキャスク設計手法例を用いて、最新の原子力分野での工学的な取り組み内容についてお話します。

・講演2(17:15~18:00)

演題: 簡易遮蔽計算コードの開発について

講師:東京ニュークリア・サービス株式会社 環境・技術部 安全設計解析グループ 古澤 哲 様

講演概要:光子を線源とした遮蔽計算を分かりやすく、簡便に実施することができるように開発された、簡易遮蔽計算コード(POKER)について紹介します。

世話人: 北海道大学 澤 和弘 特任教授

共催: 北海道大学大学院工学研究院 原子力支援社会基盤技術分野