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令和5年度日本原子力学会北海道支部学術講演会(第6回)が開催されました。

日時: 2023年12月15日(金)16:30~18:00

場所: 北海道大学工学部 および オンライン(併用)

【講演1】(16:30~17:15)

演題:ジオポリマー長期健全性の検討例

講演者:富士電機株式会社 足立 栄希 様

講演概要:廃棄体は、埋設処分後、地下水等に暴露されることが想定される。そのため、管理期間の間、廃棄体構成成分が溶脱し続け初期性能が変化する可能性がある。ジオポリマーを固化材とした廃棄体の性能変化予測に資するため、溶脱を加速する方法として液中加熱法を用いた時の収着分配係数と圧縮強度の変化を評価した。その結果、今回の溶脱加速法では性能に顕著な低下は見られなかった。今後は、溶脱以外のジオポリマーの劣化現象と浸漬環境依存性を調査していく予定である。   

【講演2】(17:15~18:00)

演題:泊発電所の概要と再稼働に向けた取り組みについて

講演者:北海道電力(株)原子力事業統括部 原子力安全推進グループ 三木田 侑弥 様

講演概要:泊発電所の概要や業務について,講演者の実務経験を交えながら説明します。また,泊発電所における再稼動へ向けた現状の取り組み状況や原子力規制委員会による最新の審査状況について紹介します。

世話人: 北海道大学 澤 和弘 特任教授

共催: 北海道大学大学院工学研究院 原子力支援社会基盤技術分野