令和2年度日本原子力学会北海道支部学術講演会(第4回)のご案内
このたび、学術講演会を下記の通り開催致します。
多忙中とは存じますが、会員皆様のご参加をお待ち申し上げます。
また、学生の皆様の参加を歓迎します。
なお、ご講演に関する資料をご希望の方には12月14日(月)にメールにてお送り致しますので、北海道大学大学院工学研究院・応用量子科学部門・原子力支援社会基盤技術分野 秘書(ta_s2h@eng.hokudai.ac.jp )宛にご連絡ください。
記
日時: 令和2年12月15日(火)16:30~18:00
会場: Zoomを用いたオンライン講演
共催:北海道大学大学院工学研究院応用量子科学部門原子力支援社会基盤技術分野
演題
日立の新型炉開発について
講演者:
松村 和彦氏
日立GEニュークリア・エナジー株式会社
原子力技術本部 原子力事業開発部
講演概要:
日本においては原子力発電所はまだ再稼働の途上にあるが、世界的に見れば原子力による総発電量は近年では年々増加しており、小型モジュール炉(SMR)、高速炉、高温ガス炉など、各国において次世代新型炉の開発が盛んに行われている。
日立GEニュークリア・エナジーは、これまでに沸騰水型原子炉(BWR)の設計、建設を行ってきたが、今後の原子力発電による地球温暖化の防止、燃料サイクルの完成に貢献するため、BWRX-300(小型沸騰水型軽水炉)、PRISM(小型ナトリウム冷却高速炉)、RBWR(軽水冷却高速炉)の新型炉開発を進めている。
本講演においては、日立の原子力ビジョンを紹介するとともに、現在開発に取り組んでいる新型炉の導入の目的、技術的特徴などについて紹介する。
世話人
中島 宏
北海道大学大学院工学研究院応用量子科学部門
原子力支援社会基盤技術分野
Tel: 011-706-7834
E-mail: nakashima.hiroshi@eng.hokudai.ac.jp