令和3年度日本原子力学会北海道支部学術講演会(第11回)が開催されました。
日時:令和3年12月20日(月)16:30〜17:30
会場:北海道大学工学部 C212講義室
共催:北海道大学 大学院工学研究院 応用量子科学部門 原子力支援社会基盤技術分野
演題:大間原子力発電所計画について
講演者:
本田 正人 氏
電源開発株式会社
原子力業務部 業務室(地域・立地・PA)
講演概要:
電源開発株式会社は1952年の設立以来、日本の電力安定供給のため水力、火力等の発電地点開発や電力の広域運営などを行ってきました。再生可能エネルギーにも力を入れており、北海道においては60年以上前の糠平発電所を代表とする十勝川水系の開発から、現在は建設中も含めて8地点の風力発電所も運営しています。原子力に関しては当社1号となる発電所を本州最北端の大間町で建設中です。大間原子力発電所は原子燃料サイクルにおけるプルサーマルの柔軟性を拡げるという位置づけで進められています。大間原子力発電所の一番の特徴はフルMOXですが、その紹介もします。