令和4年度日本原子力学会北海道支部学術講演会(第5回)が開催されました。
日時: 令和4年12月16日(金)16:30〜18:00
(講演1:16:30〜17:15.講演2:17:15〜18:00)
会場: 北海道大学工学部4-63室(ハイブリッド講演)
共催:北海道大学 大学院工学研究院 応用量子科学部門 原子力支援社会基盤技術分野
講演1
演題:原子力分野におけるAI活用への挑戦
講演者:株式会社ヴィジブルインフォメーションセンター 安全性解析グループ 松浦 康孝 氏
講演概要:株式会社ヴィジブルインフォメーションセンターでは,コンピュータビジョンや機械学習といった技術を用いて,人間が行っているタスクを自動化することに取り組んでいます。これまでに,原子力分野に対して,これらの技術が有効であるかどうかを確認するための適用実験を行いました。本講演では,コンピュータビジョンや機械学習の概要を説明し,燃料デブリの収納缶のX線CT画像から内容物を同定する問題,バリア材の亀裂領域体積を測定するツールにAIによる自動検出機能を組み込んだ事例について紹介します。
講演2
演題:東芝エネルギーシステムズの原子力事業の取り組み
講演者:
東芝エネルギーシステムズ株式会社 パワーシステム事業部
三輪田 親野鯉 氏 原子力フィールド技術部
大竹 志朗 氏 原子力機械システム設計部
池田 篤司 氏 原子力プラント設計部
講演概要:「事業内容紹介」とともに,技術トピックスとして「円滑な改造工事推進に向けた複数企業のコラボレーション環境の提供(~3次元空間情報共有Webアプリ~)」及び「新型炉開発の取り組み概要」について紹介します。